初心者でも使いやすい仮想通貨の取引所の選び方について
初心者でも使いやすい仮想通貨取引所の選び方として、複数の要素に注目してみることが失敗しないためには大切です。金融庁への登録の有無、取引所の取扱銘柄、取引量、手数料、サーバーの強度、セキュリティといった要素は必ずチェックしたい要素といえます。
まず現状のルールでは、日本国内の仮想通貨交換業者は金融庁の登録を正式に受けなければ運営することができません。必ずチェックし、登録を受けた業者の中からより自分にとってメリットを感じることができるところを選択しましょう。
次に仮想通貨交換業者はユーザー同士で売買をする取引所と、交換業者を相手に売買をする販売所があります。取引所のほうが販売所に比べて安く購入でき、高く売却できるのが特徴です。
仮想通貨交換業者としては10銘柄が取り扱われていても、その中の1銘柄のみが取引所で売買可能となっているようなこともあるため注意しましょう。取引量については、少ないと取引相手がいないために売買したいときにできない問題が起こりやすくなるため、多いに越したことはありません。
暴騰暴落時には売買する人が多くなりますが、そのようなときにもサーバーの強度が高く、ダウンしない取引所であることも大切です。サーバーダウンが起こってしまうと、復旧するまでいっさいの取引が行えなくなり、利益を掴み損ねたり損失が膨らんだりする原因になります。
セキュリティについては、堅牢であるに越したことはありません。初心者の方はひとまず、二段階認証やコールドウォレットによる保管、マルチシグ採用といったセキュリティ対策があるところの中から選びましょう。個々のセキュリティ対策の内容については、あとから勉強しても遅くありません。
そして手数料に関しては、入出金手数料や売買手数料など、さまざまな名目でかかり得るものです。少しでも負担を軽くしたいということであれば、こうした手数料が無料であったり、できるだけ無料に近かったりする交換業者を候補にしましょう。
パソコンで仮想通貨の売買を行うのではなく、スマホメインで売買をしたい方も多いでしょう。その場合スマホ向けの取引所アプリのある交換業者や、スマホのブラウザ表示の最適化がしてあるWebサイトを構築している交換業者がおすすめです。
すべてにおいて100点満点の交換業者はなかなかないかもしれません。自分の中で各要素の優先順位を決め、ベストと思える交換業者で口座の開設を行うと、満足感を得やすくなることでしょう。
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※1(注1)Bitcoin日本語情報サイト調べ(2017年 日本の年間BTC現物取引高)